地域包括ケア病棟とは
在宅へもどることを前提とした、病院と地域をつなぐ病棟です。
自院または他院での急性期治療が一段落した患者さまについて、在宅復帰や居宅系施設への入所に向けた≪整え≫を行う病棟です。
また、在宅・施設療養中に、軽度急変や介護者に休息の必要が生じた場合も、受け入れの対象となります。
入院の対象となる方
- 自院または他院の急性期治療が一段落した患者さまを受け入れます。
- 在宅、施設療養中の軽度急変時や、介護者の休息のための受け入れ(レスパイト入院)も行います。
なにが違うの?地域包括ケア病棟
- 治療と退院支援
- より安心して退院後の生活を送れるように、必要な治療の他に、リハビリや栄養管理・摂食機能療法・服薬指導・退院指導などの退院支援や退院調整を、多職種協働で行ないます。
主治医・ケアマネと共に、日常の支援体制を整えます。
- 入院期間
- 入院期間は、7日~30日が目安です。(最長60日)
- レスパイト入院
- レスパイト入院は、医療依存度が高い患者さまを対象とし、最長14日間とさせていただきます。
- 入院費用
- 入院費用は、原則1日あたりの定額(地域包括ケア入院料)です。この中には、入院基本料の他、投薬料・注射料・検査料・リハビリ料等が含まれます。(手術料や麻酔料等、一部含まれないものもあります。)
外部からの入院までの流れ
-
1
- お電話にて、地域医療・連携センターへご相談ください。
(入院申込書をFAX等で送付願います。)
-
2
- ご希望や身体の状態を確認させていただき、当院での受け入れが出来る状態かどうかの判断をさせていただきます。
-
3
- 入院が決まったら、ケアマネやかかりつけ医からの情報提供書の提出をお願いしています。